まわりの人のおかげで叶えた夢
休学をして、「英語を学ぶ」、「国際協力をする」、「海外を知る」。
この私の夢は、応援してくれる人がいたから叶えることができました。
友人の誕生日パーティーで毎回夢を叫ぶ場を作っている人がいて、そこで私も3つの夢を言わせてもらいました。人に夢を共有したことがきっかけで、いろんな人とつながれて、その人たちが応援してくれて、夢を叶えることができました。
私はもともと何もやりたいことを実現できないタイプでした。そんな時に「自分の周りにやりたいことを実現した人を七人作ればいいよ。七人作ったら、それが常識になり、情報を得られる環境になり、相談する相手もできるから叶えられるんだよ。」って言われて、人が大事だと気付きました。
大学1年の時に「インドに行きたい!」って言った時、周囲から反対されたし、自分としても怖かったです。でも、インドに行ったことある人を7人作ってみて本当に行くことができました!講演会を聞きに行くことでもいいから、周りにやりたいことをやっている人、それについて知っている人を増やせば変わると思っています。
夢を気軽に言える場を作りたい
今、Bucket List(バケットリスト)の団体の立ち上げをしています。
私は周りに面白い人がいっぱいいるし、やりたいことをやってる人が多いから気軽にやりたいことを言えるし相談も乗ってもらえる。でも大学の人はあまり言わないし私めっちゃ浮いてるんです。笑
私はたまたまそういう場があるけど、ない人もたくさんいると思います。夢を言える場所を探さないとないんじゃなくて、当たり前にあるようにしたいと思いました。
7月に、私がやりたいことを気軽に言える場、団体を作りたいって言ったら、友達がいいねって入ってくれてできました。Bucket Listを共有したことが最初です。
特に日本人は、やりたいことを言うことにハードルを感じてしまうけど、あまりハードルに思って欲しくなくて。リストだったらもっと気軽に言えるかな、と思いました。
リストにすることで誰が同じやりたいことを持ってるとか、誰がやったことがあってアドバイスできるとかが見える化するのもいいなと思いました。
叶えてきたバケットリストは全部書いていて、めっちゃいっぱいあります。
・世界を放浪する
・NPO映画の配達を実際に観に行く
・リゾートバイトで60万貯める
・留学に満足する
・何かの代表になる
・英語を日常会話レベルにする
・カンジス川に入る
・エチオピアで髪を編む
・ピラミッドを見る
・民族に会う
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600個ありました。
これを叶えられたのは周りの人のおかげです。
誰かの夢を叶える応援をする
大学2年生の時に、『Pay it Foword』という映画を観ました。これは、和訳すると「恩送り」という意味で、自分が誰かに与えた恩はまわりまわって返ってくる、という映画です。この考えを持つ旅人は多くて、よく助けてもらいます。
私はヒッチハイクをした経験があるのですが、その時に人との縁をみんなから与えてもらいました。ヒッチハイクで会う人は一生に一度しか会わない人だけど、自分が与えた恩はその人が誰かに与えて、それを繰り返して自分に戻ってきます。それをヒッチハイクで教えてもらいました。
私はたくさんの人のおかげで、海外に行って、留学をして、国際協力にもちょっと触れることができました。夢を叶えることができたから、今度は日本で誰かの夢を叶えるきっかけになれたらいいなと思っています。
海外に行って、日本に違和感を感じました。変化を恐れる、違いに敏感、失敗を怖いとか悪いことだと思っている、大多数に合わせる、自分の選択じゃなくて周りの選択に合わせること。もっと日本にもやりたいことが話せる環境をつくりたい。失敗するの怖いって思って欲しくないし、失敗を悪いことだとって欲しくないです。
最初の一歩を踏み出す
私もフィリピンに行った時に初めて一人での海外で怖かったけど、最初の一歩を踏み出したら意外とどうにかなります。笑
最初の一歩だけ頑張って、そのがんばる理由を作れたらいいと思います。
例えば私だったら、周りでいろんな人が教えてくれて、自分がやっても大丈夫だと思えるから頑張れます。
行動してみて、こんなに助けてくれる人がいるんだってことがわかりました。
2、3年前に会った人、一回しか会ったことのない人、ゆるいつながりだった人がすごく助けてくれることに気づけました。手伝ってくれたり応援してくれたりする人はたくさんいるから、最初の一歩だけ頑張って行動してみてほしいです。
まずはあなたもバケットリストを書いてみませんか?
草原美咲(くさはら・みさき)
1996年生まれ、大阪出身。小学校4年生から国際協力に興味を持つ。大阪工業大学入学後、大学1年生のときに国際協力を学ぶためにインドへ行く。2年生でWorld Theater Project関西支部の立ち上げに関わり現在もメンバーとして所属。その他NPOの立ち上げや学生団体に複数入り活動する。その傍、留学生の友達との出会いから大学のプログラムに参加。そこで、台湾の大学で実験をする。これまでの経験から英語を勉強するため、将来やることを決めるため、休学と留学を決意。留学後、国際協力を学びにアジアとアフリカなど、合わせて13か国をバックパッカーで旅をする。日本に帰国後、日本で感じた違和感を解消するためにBucket Listの団体を立ち上げ活躍中。