しるべとの出会い
もともと学歴コンプレックス・劣等感があって、色んなところで学外活動やインターンとかしてたんですけど、そこで他のメンバーと自分を比較してしまうのがすごく辛くて、学歴の差ってなんだろうと思いながら無力感を感じていました。それから活動する中で「学歴ではない、もっとフラットな社会」というのを思い描くようになって、キャリア教育というのに興味を持ち始めました。そんな時に知り合いからたまたま誘って貰ったのが「SHIRUBE」でした。SHIRUBEに行って講座を受けたり、コミュニティーに関わったり、運営したりしている内に劣等感を感じなくなって、そのままずるずると活動を続けて今に至ります(笑)
しるべでの具体的な活動
最初は講座でインプットだけをしてましたが、SHIRUBEが大事にしているのは「実践してこそ成長がある」という考え方なので、その考え方に影響を受けてからはアウトプットばかりして、その機会の一つが「リーダークラス」という経営者の方から直接リーダーシップを教わり、自分たちで目標を設定して自分たちで達成していくという、実践型の講座でした。その講座で、チームで動くということをしている内に、自分のことを受け入れてくれる仲間ができるようになってきて、だんだんと周りの人から承認されることで自信も付いてきました。それからは自分の中でのアウトプットの質も良くなってきて、今は経営クラスというところで主にしるべの公式サイトを作ったり、インターンの紹介やしるべ全体のマネジメント、企画等を行っています。今後はカフェ事業も立ち上げたいと思っています。
はい。カフェ事業は簡単に言うとコンセプトは違いますが、賢者屋等と似たイメージのものになります。しるべというコミュニティにいるだけでも価値を感じてもらいたい。皆で居心地の良いコミュニティを作っていきたいという思いから、今はまだセミナールームを借りているだけですが、今後はちゃんと物件を買って、そこで運営していこうと考えています。そのために今は、企業様に協賛金を募るためという目的も兼ねて、SHIRUBEのwebサイトを「web戦略室」というところで10人前後の人たちと制作しています。
そもそもは私が発案ではなかったのですが、いつも指導してくださっている経営者の方に「カフェやろう!」と言われて(笑)
それで収支の面も考えながら、先ほども言ったように今はまだお世話になっている親会社さんのような企業様からセミナールームを借りている状況で、将来的にはそこに頼り切りたくないというのもあるので、協賛金を募ったりすることでしるべの基盤を安定させながら、個人的には学生だけでビジネスを立ち上げて、それを大きくしていくというのも面白いなと考えていますね。
SHIRUBEは他の学生団体と何が違う?
うーん 誰でもリーダーになれる環境、ですかね。SHIRUBEでは能力の低い高いに関係なく、色々な価値観を持った人が集まります。それこそ中学生や高校生、中国人等の外国人や目の見えない人もいます。そういう団体ってなかなか無いなって思っていまして、本当に、学歴とかを気にせず、挑戦とそれを楽しめる場所なんじゃないかなと思います。
理想の社会像
誰でも悪いところ良いところはあって、それを素直に出していきながら、自分に満足していてかつ社会貢献している、というのがベストなのではないかなと思います。そのためには本音で生きるというのが前提で、最初は失敗したとしても自分に正直に生きて、自分の納得のいく人生をなるべく早めに見つけて、周りの人を幸せにできる人が多くいること。つまりは皆が本音で生きる社会というのが、私の理想です。
自分自身が本音で生きる
先ずは私自身が本音で生き、その上である人にとって自分の存在がプラスになる、というその「ある人」をたくさん増やしていきたいので、そのために自分の中では他人と比較せずに、自分の理想を追い求める姿で人を魅了できるようになれればと思います。
劣等感に苦しんでる人へ
私自身も劣等感で変われたので、劣等感を持つこと自体は良いと思います。むしろチャンスだと捉えて、他人と比較していたからこそ、昨日の自分とも比べて、より上を目指そうと思えたので先ずは「自分は劣等感に悩まされているんだ」と思っている自分を認めてあげてほしい。その上で、何をしたらいいか分からなくても、何かをしてみてほしい。正解・不正解はないから、とにかく思ったように行動してみて、その時できる最大限のパワーで考えて、色んな人に会ったり、話を聞いたり、世界を広げてほしい。その中で、良い影響を貰える人に会うことができたなら、それは素晴らしいことだと思います。しるべにも来てみてほしいですね。とにかく足を動かして色んな人に会いにいってほしいです。
SHIRUBEの一番の魅力
ちょっと照れくさくて言えなかった夢とか、抱えていた苦しい経験等を受け入れてくれる人たちが多いことですね。そういう人たちが多いので、とてもいい影響がありますし、それを感じてもらった上で改めて自分の生き方や価値観を考えられる機会や、インプットとアウトプット、それからフィードバックを得られることでそのひとがステップアップできる環境がすべてあることですね。